酔いどれマスターの裏ページ-酒と食のでろでろな日々-


by bar_absinthe

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つい先日に、蓮根アブサン協会会員Mさんが、ヘルメスの昔のボトルをテンダリーで飲んだよー<奈落の底>にあるヘルメス58°とは違うやつだった!との情報があり、早速店を休んでテンダリーへ行ってみた。
およそ70年代から80年代ごろに出回っていたボトルで、今のEU規格よりもニガヨモギが多く入っていたらしい!さて味の方だが、ヘルメスアブサンはかなりアブサンの中で評価が低いがそれは最近終売になった新しいボトルの方で昔の58°はアニス系のアブサンで色は黄色くかなりうまい!さて58°と68°をハーフでもらったが、58°はうちにあるのとほぼ変わらず若干瓶塾が進んでいるようで余り変わらなかった。68°は色が薄く濁った透明に近い黄色で、アニス系アブサンなのだがヴェルサントほどアニスを感じずややドライ。日本のアブサンも良いねーと思った瞬間であった。後日だが、昔のBARを知っている方は58°ではなく今回飲んだ68°の方が当時(30年ほど前)は良く出回っていたそうです。

さて他にも沢山飲んでしまい2人で2万円を超える散在をしてしまったが大満足で家路につきました。

テンダリーで飲んだ酒

ギルビーのプレミアム?
 ギルビージンの評価は非常に低い!どうしても安物のイメージと薄っぺらなジンもどきの味を考えてしまうが、このボトルは違いました!!「ギルビーであってギルビーじゃない!!これがギルビー?」

メーカーズマークオールドボトル
 だたでさえうまいメーカーズマークのゴールド?が瓶熟してとんでもないモノに!
今まで飲んだオールドボトルでも最良のボトルのひとつ!!うますぎる!


テンダリー
 日本でトップレベルのカクテル技術とスピリッツ系のオールドボトルや変わったオールドボトルが充実しているBARでなんとスタッフが全員女性!!ここを知ってしまうとスナックやキャバクラ等に行く気持ちが全く理解できなくなってしまう!だたし、あくまでも正統派のBARなのでお間違えなく!!
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by bar_absinthe | 2004-08-30 20:46 | アブサン

46度の日本酒?

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新潟のお土産で変わったモノをもらいました。「えちごさむらい」46度(玉川酒造)世の中色々あるモノです。味は焼酎とも日本酒とも言えない微妙な味ですが、なにげに冷凍庫で冷やしてショットグラスで飲むとうまいです。HPを見るとシェリー樽仕上げもあります。チャレンジ精神が旺盛な藏元みたいですねー。日本酒はどんなにアルコールを高くしようとしても20度近辺でアルコールを造る酵母が活動を停止してしまい、醸造法ではそれ以上アルコールは上げられないのです。つまり20数度以上の日本酒は存在しないはずです。でも以前に26度の日本酒を飲んだことがありますが20数度の日本酒を氷らせて濃縮し、純米で26度の日本酒を作り上げた藏元がありましたが、その方法にも限度があります。醸造アルコールを1/3以上添加しているのでしょうか?実に不思議なお酒です。普通の日本酒を飲み飽きた方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?まだ、飲みきっていませんので<奈落の底>でも、テイスティングが可能です、もちろん無くなり次第終了ですが・・・・
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by bar_absinthe | 2004-08-29 20:22 | 酒うんちく

瑞鳳殿と伊達政宗の頭骨

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仙台に酒とホラーを求めて旅行に行ってきたのですが、なかなかホラーっぽいモノが見つからずちょっぴりあきらめかけていたときに、瑞鳳殿にて頭蓋骨のレプリカを発見!しかも、伊達政宗と他に伊達家2人の計3人分の頭蓋骨が瑞鳳殿の資料館にありました。有名人の頭蓋骨しかも、戦国武将の頭蓋骨(レプリカだけど)見られるのはかなり珍しいのではないでしょうか?骨マニア初心者の私はたまりません!!写真が撮りたーいと思いましたが、撮影禁止・・・・、だめもとで係員に聞くと伊達家の末裔の方がいらっしゃるのでその方の許可がないとダメです。とのこと。うーむ残念、偉くなってから再チャレンジしてみようかと思います。
骨マニアの方は瑞鳳殿お薦めです!
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by bar_absinthe | 2004-08-28 19:50 | ホラー
b0006520_19424794.jpg見学コースが楽しめなかった私は、無料試飲コーナーで取りあえず飲める酒、あんまり美味しくないウイスキー(多分ピュアモルト)、リンゴワイン(甘くてバランスも悪い)、SAZAN(甲類焼酎)をのみ打ちひしがれていたところ、あったー、有料試飲コーナー!!以前白州で行かなかったためにかなり損な気がした有料試飲コーナー!!しかも、宮城峡10年カスク60°と66°もタダで飲める!!まずはこの2種類を、うーんちゃんとローランドっぽいです。スタンダードの10年なんか比べ物にならないほどうまい!!次にいよいよ有料試飲開始!

宮城峡0年65°(ニューポット))
 蒸留所限定!!麦の香りが心地よい、非常に上質な麦焼酎!やや香りの強い麦焼酎原酒といった感じで、薄目の水割りがうまそうです!

宮城峡25年カスク
 蒸留所限定!!ローランドタイプの華やかなフレッシュリンゴの香り!!香りも複雑でうーんうまい!!ただ値段が普通のローランド25年ものの2倍が痛いです。

竹鶴35年
 1本4〰5万円ぐらいする、超高級ウイスキー!がなんとハーフショットで1200円で飲めちゃう!びっくりするほど口当たりがまろやか!!とてつもなく長い余韻・・・キテヨカッター
 ちなみに、今年で宮城峡は35年目なので来年の竹鶴35年にブレンドされるとのこと

仙台8年
 蒸留所限定!!他の8年と比べるとやや値が張るが500mlなのに700mlと同じくらいの値段。宮城峡の中で味と値段が一番合っている。さすが長期熟成の深い複雑な香りはないが華やかなフレッシュリンゴの香りはしっかりとあり、かなりうまいモルト!!

で宮城峡の評価ですが、コストパフォーマンスはかなり悪いが世界に誇れるローランドタイプのウイスキーでカスクの方がうまい!

で、そこにいたバーマンの方は以前まで蒸留所で働いていたためいろいろな質問攻めに
してみました。

宮城峡のピートってどこのピートなの?
余市近辺のピートと多分スコットランドのヴェン・ネビス付近のピートを混合しているとのことで余市産100%じゃないのは、まだ若いピートのため燃やすと余市産は火力が弱く、香りも少ないため、スコットランド産を混ぜて使っている。余市蒸留所も同じみたいとのこと

水は?
作並川の水をろ過して使用している。竹鶴さんが川の水を汲んでこさせて、一口のみ。懐からブラック・ニッカをだし、まぜ、「うまい!」と一言。この一言で作並にニッカ仙台工場”宮城峡”を作ったと、ちなみにその水を汲んだのが今回いたバーマンの方だそうです。

なんで35年ものがないの?
 極々少量しか残ってないから25年までしか出していない。そこで「サントリーの山崎も70年ものがテイスティング会で出るっていって出なかったなー」という話をしたところ。自然に保管した場合「ウイスキーは樽で50年もたない」とのコメント!ええー70年とか80年の原酒もっている蒸留所もあるよーって突っ込むと、それには人工的に手を加えないとダメで、たとえば樽をコーティングしたり湿度を100%に近づけるなど手を加えればできるとのこと。ニッカのウイスキーは手を加えないことを信条とし自然に保管しているため、長期熟成は無理とのこと!!

とかなり突っ込んだ質問も丁寧に答えてくださり、とても勉強させていただき、ニッカのウイスキーの情熱も感じさせていただきました。本当にありがとう!!

宮城峡に行った際は、見学コースなんかほって置いて有料試飲コーナにGO!(笑)

ちなみに、ヴェン・ネビスのピートを失敬してきたので見たい方は<奈落の底>コレクションでごらんください。
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by bar_absinthe | 2004-08-26 21:37 | 酒うんちく

宮城峡-見学コース-

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ローランド好きな私は、日本でローランドの作り方をしているという「ニッカ仙台蒸留所”宮城峡”に前々から行きたいと思っており、この度遂に行くことが出来ました。
まずは見学コース!!ウイスキーはこんな風に作られていますと工場内を適当に回っただけでサントリーの白州蒸留所で見られたウイスキー樽のリチャーや組み立てなんかも全然見られないし、ポットスチルもこのように全体さえよく見えません。白州じゃ中も覗けたのにー!!
貯蔵庫、あれ?あんまりウイスキーの香りがしません。むせかえるようなウイスキーの香りが余り無く、蔵(物置の方)の中の香りしかないです。中身入ってないんじゃ?とつい思いたくなってしまいました。(白州の時はかなり素晴らしい香りが!)

最後の試飲コーナー、宮城峡の個性あるシングルモルトが飲めると思ったら、何かよく分からないあんまり美味しくないウイスキー・・・、水と氷があるのにマドラーが無かったり、グラスも食堂の水飲みグラスだし・・・

見学コースはウイスキー好きの方にとっては
ハッキリ言って行く価値はほぼないです。(^^;)

がしかし、有料試飲コーナーで大逆転が!!
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by bar_absinthe | 2004-08-25 22:41 | 酒うんちく

オールドボトルの買い方

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まずは、オールドボトルが置いてありそうな酒屋を探します。
古ぼけていて、今にも倒れそう年配の方が店番をしているお店がグッドです!

棚を、隅々から見て古びた酒瓶を見つけ、ラベルをよく見ます。
ウイスキーやブランデーだと「特級」「1級」「2級」と書かれていたり
紙のシールが貼られ年号が書いてある物も多いです。

リキュールやジンは「従価」と言う文字が書かれていることが多いです。

さて、こんなボトルを見つけてもすぐ買ってはいけません!

1.日に焼けていないか?
どんなお酒も日に当たり続けたら劣化します。ラベルの色が日焼けして中身が濁っている物は完全にアウトです!棚の奥にあり、蛍光灯の光にさらされていないボトルを探します。
2.ボトルネックが下がっていないか?
ボトルの中にある液体の液面が極度に下がっている物はアルコールが飛んでいる証拠です。特にウォッカ系は味にもろに出ますのでご注意を!ウイスキーやリキュールも瓶の上部の所以下の品はお勧めできません。
3.極度の高温にさらされてないか?
棚が室内ではなく室外に置かれていたり、明るい店内でエアコンの近くに置かれていた場合は温度変化で劣化している場合がほとんどです。

これらの条件を満たしていても、素晴らしく瓶熟したボトルは数少なく、味がほとんど変わらない物やカビ臭や瓶臭、独特のえぐみが着いてしまった物もあります。

つまり、オールドボトルはかなりギャンブル!である。

これまでオールドボトルを買って飲んだ結果、14本中の成績は
極上瓶塾 2本
美味しい 3本
まあまあ美味しい 3本
余り変わらない 2本
劣化している 4本

オールドボトルを探す旅は続く!
東京近郊でオールドボトルのある酒屋さんを見つけた方はぜひ
ご一報をください!
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by bar_absinthe | 2004-08-21 21:30 | 酒うんちく

幽霊画-谷中全生庵-

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8月に公開中の谷中の全生庵に三遊亭圓朝さんの幽霊画のコレクションを見に行ってきました。
ちなみにこの方は幽界の住人となってます。戒名も三遊亭圓朝さん。
コレクションは99枚あるそうですが毎年展示物を替えローテーションしているので今年は30枚ぐらい鑑賞できました。目的の美女ともようやく会え画集も購入。、
画集は<奈落の底>の暗黒書庫に置いておきますので気楽に幽霊画を堪能できます。(笑)来年も行くぞー!
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by bar_absinthe | 2004-08-11 20:29 | ホラー

オールドボトル

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 オールドボトルは、1980年代後半に行われた酒税改正前の表記がなされているボトルのことを主に指します。例えばウイスキーだと「特級」「一級」「二級」、リキュールやスピリッツだと「従価」なんて書かれているとオールドボトルです。しかし、近年はもう少し拡大解釈され、瓶に詰まってから年数が経ったものを指すことが多く、定義もあやふやなので私的には、瓶に詰められてから10年以上経過したボトルぐらいからオールドボトルと呼んでも良いのではないでしょうか?写真は「ローズバンク」(モルトウイスキー)のオールドボトルです。
オールドボトルは非常に貴重な存在で、有名銘柄は現行の数十倍の値段を付けることも多々あります。味の方は現行のボトルより美味しいことが多いです。
私は瓶熟はあると思っていますが、ほとんどのバーテンダーやお酒の専門家の方は、蒸留酒は瓶に入れてしまえば変化がないと思われています。

 瓶熟が進んだボトルの変化としては、
 1.アルコールの角が丸くなること。
   (縁が厚いグラスと薄いグラスで飲む違いによく例えます)
 2.チョコレートやバニラ系の香りが付くこと。
 3.香りが穏やかで優しくなる。

もちろんこの変化は樽や瓶に比べると酒に与える影響は極端に遅く、熟成のニュアンスも少し違います。劇的変化ではありませんが素晴らしく瓶熟したボトルに出会うことがあれば、貴方も古い酒屋を見かければつい足を向けることになるでしょう!
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by bar_absinthe | 2004-08-05 21:40 | 酒うんちく