酔いどれマスターの裏ページ-酒と食のでろでろな日々-


by bar_absinthe

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VAT69 80年代後半 (オールドボトル)
 久々に良いオールドボトルを入手しました。オールドボトルは宝探しのごとくなかなかいいボトルには出会えません。外観、液体の濁り具合等ある程度判別はつきますが最終的な状態は
開けてみるまで、劣化があるかどうか?わからないギャンブル性の高いジャンルです。そのために良いボトルに当たった際の喜びは大きい物となります。老舗のBARでも劣化を感じる事も多々あります。無くなる前に是非<奈落の底>で良質なオールドボトルを味わってみてはいかがでしょうか?

 香り、甘く、梅酒や古びたゴム、ナッツ。口に含むと一気に香りが広がり後味はドライ。余韻は長く心地よい。現行ボトルと比べると香りの質に熟成を感じ、広がり方も数ランク上。味も丸みと奥行きがある。味わいに共通する点が多く作り方やレシピは昔と変わった感じはせず。現行よりおいしい理由は良い瓶熟の結果では?
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by bar_absinthe | 2005-11-30 03:55 | 酒うんちく
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マーチン・ミルズ・ライ(ライ・ウイスキー)
Martin Mills RYE 40%
 ライウイスキーはバーボンに比べて種類が少なく、スタンダードクラスでは、ターキー・ライ、オールドーバーホルト、ジンビーム・ライぐらいしか思い浮かばない。もちろんセントニック・ライ等あるがプレミアム品。
荒々しいバーボンを探していた際に同じメーカーのライも発見。早速仕入れてみた。
 香りはバナナ、シンナー系の溶剤。アタックは強いが荒々しいほどではなく甘みがやや強い。余韻はこのクラスではかなり長いほうで後味も甘さがほんのりと残る。
 当方にとってライ・ウイスキーの特徴は同ブランド品のバーボンよりも若干甘くなる傾向があるが、バーボン全体と比べると味わいに違いを感じることは出来ない。
1500円以内 73点

リナ嬢コメント:
 甘い香り、強めのアタック、余韻が長いのでストレート向け。
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by bar_absinthe | 2005-11-27 03:37 | 酒うんちく
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マーチン・ミルズ4年(バーボン・ウイスキー)
Martin Mills 4y  40%
 ヘブンヒル原酒で若々しく荒々しいバーボン!との希望で探してきました。
24年物は比較的数多くありプレミアム・バーボンですが、若いマーチン・ミルズは一部の業者が少量輸入しているだけなのでレアものかもしれない。
 香りは、鋭いアルコールと洋梨、木工用ボンド。口に含むとアタックが強くビリビリと軽く痺れるくらい、甘みは並程度。余韻は中くらいでドライ。ヘブンヒル4年よりも若い感を前面に出しているので刺激的な味が好みの方にはおすすめです。加水すると水っぽくだれてしまうのでストレートやロックがおすすめ。ピールをかけたハイボールもうまい。

1500円以内 68点

リナ嬢コメント:
 甘い香りは少なめでアルコールの香り、荒々しく男性的最後に甘みがやっとくる。
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by bar_absinthe | 2005-11-26 04:48 | 酒うんちく
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セブン・サムライ(スーパープレミアム・ウォッカ)
SEVEN SAMURAI 40%
 ロシア連邦の黒海とカスピ海の中間に位置するカラチャイ・チェルケス共和国産のプレミアムウォッカ。小麦を原料にアルコール抽出をしたスイカ果汁やカラスムギエキスを加えて、口当たりやのどごしがスムーズなウォッカ。ロシアでも大人気の黒澤映画「七人の侍」に感動し、その”サムライ”の精神に共感して「セブン・サムライ」と名付けられた。ラベルには”花ならサクラ、人ならサムライ”とロシア語で表記されているらしい。
香りは、ウォッカなので無臭。口に含むとアタックはマイルドでとろっとした甘みが強い。余韻はアルコールの甘みが残り、非常に美味いウォッカ。
 キリッと冷凍庫で冷やした物をストレートで楽しみたい。現行のスーパープレミアムウォッカの中でもトップレベルの出来。

500mlで2600円近辺 86点

リナ嬢コメント:
 とても柔らかい、途中でツーンとウイスキー系。甘みのアタックがある。深みのあるウォッカ。
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by bar_absinthe | 2005-11-23 05:06 | 酒うんちく
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ダンカンテイラー35年
Duncan Taylor 35y 46%
キングスランサムと共に酒貯金第3弾で購入。
 ダンカンテイラー社が所有する1960年代の原酒を中心にブレンドし80年代初期にブレンドされシェリー樽に詰めてアイラ等のある蒸留所の貯蔵庫で熟成を重ねた一品。
 香りはキャラメルシロップ・ヘザー・蜂蜜・バニラ・青リンゴ・シェリー香。ものすごく甘い香りの集合体で複雑。口に含むとアタックはマイルドで蜂蜜、甘いが骨太な感覚はしっかりとある。その後にスモーキさも感じる。余韻も長くハイランド、ローランド、アイラ的な香りが複雑に続く。
ローランドのみずみずしい果物系の香りとハイランドのバニラやチョコレート等のニュアンスが全面にあるがほどよいアイラ系のスモーキーさが飽きさせない。
ゴージャスなウイスキー。これだけの複雑さは長期ブレンデットの賜物。直接的に美味い。

・酒貯金
 お客様の募金とマスターの自腹により、貴重な酒をゲットする企画。
ある一定額の募金の方にちょっびっとずつテイスティングの権利が発生する。

第1弾 エアシャー(レディーバーン)
第2弾 グレンフラグラー
第3弾 キングスランサム&ダンカンテイラー35年
次回予定 クールド・リヨン 1945
 50年以上熟成したカルヴァドス。
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by bar_absinthe | 2005-11-18 00:32 | 酒うんちく

2005ボジョレー解禁

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結果から、今年の評価は、去年より美味いとの意見が多く、個人評価は2003年よりも美味い1
05点

2001 120点 本当に十数年に一度の当たり年
2002 79点 平年以下
2003 100点 数年に一度の当たり年
2004 93点 平年よりやや美味い
2005 105点 平年よりも濃く凝集した出来美味い。
(2003年を100点とした基準での個人的な評価、平均は85~90点)


個別評価
・ジョルジュ・デュッフ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌボー
 今年も3種類の中では一番バランスが良く香りもしっかりしている。香りはミネラルっぽい土っぽさ、香りはバニラ。イチゴミネラルっぽい湿った土の香り。、重厚感は3つの中で最もあり、最も美味い。

・モラン&ペールフェス
 香りはミネラル、土っぽさ、スミレ、イチゴ飲むとしっかりとした渋みがある。3種の中では最も良質な香り

・ルイ・ジャド・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌボープルミエ
 さすがワンランク上のボジョレー・ヴィラージュ香り味ともバランスがいいが上の三つに比べて凝集感は落ちる。

モラン&ペールフェス2004
 イチゴ。ラズベリー、バニラ、2005と比べると水っぽく酸が強い

今年は、例年に比べて特に味が濃く、タンニンを強く感じ、多少熟成した方が美味いのではと思えてくるほどしっかりと一本筋の通った味。

1.ジョルジュデユッフ
 毎年のように、2位だったが今年は最も美味い銘柄。帝王強し。
2・3 モランかルイジャドーが良いかは好み次第
モランは香り重視でルイジャドーはバランスがいい優秀タイプ

4・モラン&ペールフェス2004
今年に比べるとかなり水っぽく、色も薄い。

無くなり次第終了ですが今週~来週頭まではボジョレー<奈落の底>で飲めそうです。
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by bar_absinthe | 2005-11-17 03:32 | 酒うんちく

青いバラ

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 世の中にまだ存在しない物。青いバラ。銀座で発見??
もちろん、手品的な手法で作られた物だがこれほどきれいに青を出すのは至難
オランダから特殊加工されて輸入されている。
青いバラの花言葉は「不可能」「不可能を可能にする」「届かぬ思いの成就」

<奈落の底>に実に相応しい花ではないでしょうか?
実物は枯れるまで(3日ぐらい)飾っておきますので
話のネタに見に来てはいかがでしょうか?

今夜はボジョレー解禁日
曰く奇跡的な年だとか・・・
楽しみ!!
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by bar_absinthe | 2005-11-16 21:07 | ホラー
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キングスランサム(ブレンデット・スコッチ・ウイスキー)
King's Ransom 43%
 かの有名なBARレモンハートにさえ無い酒のひとつ、キングスランサム。もちろん漫画だが現実にも究極に近いほどのレアな一品。(1915以前のアブサン並ではないが)
 伝説のスコッチウイスキーの銘ブレンダー、ウイリアム・ホワイトリーが懲りに凝って作り上げた究極のブレンデットウイスキーがキングスランサム。名前の由来は友人に飲ませたところ「この美味さは王様の身代金に匹敵する!」と。その製法に一つにブレンドし終わったウイスキーをシェリー樽に入れ世界航路の船のバラストとして熟成させた。超絶ウイスキー。今回のボトルは60年代の品。
 香りは、すごく古い香り、シェリーや梅酒の超長期熟成品のような香り。口に含むと奥行きのある味と香り甘みが襲ってくるがうまく説明できない。余韻は中くらいでフルティーを伴ったスモーキーさ。エドラダワーのようなポートエレン・ラフロイグを思い浮かべる。想像よりスモーキーで現存のウイスキーではロイヤルハウスホールドが近い。
 まだ経験が足りないのだろうか?重厚な廊下の奥に扉があり、その扉の開け方が分からない感覚、奥にはとてつもない財宝がありそうな・・・・。ウイスキーの奥深さを知ることの出来るウイスキー。まさに究極、超絶・・・

もちろん恐れ多くて点数は付けられません。

飲んでみたい方は無くなる前に<奈落の底>へどうぞ!
ただし、1杯で洋風鼠園の1日フリーパスが買えちゃうくらい高いですが・・・・
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by bar_absinthe | 2005-11-15 03:33 | 酒うんちく
ロックランザ(ブレンデット・スコッチ・ウイスキー)
LOCH RANZA 40%
 アイル・オブ・アラン蒸留所がリリースするブレンデットウイスキー。アラン蒸留所はアラン島の北部の氷河によって侵食された渓谷に位置するロックランザという場所。ロックランザとはナナカマドの川の意。現在ボトルのデザインが変わってしまったが、味わいに大きな違いはない模様。キーモルトはもちろんアランで約5年物が中心。上品なタル香とピート香、蜂蜜。口に含むとアタックは強く、香りの広がり方が早い。余韻は中くらいでほどよく消えていく。貴婦人のように立ち振る舞いが上品なウイスキー。
 1700円近辺 73点
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by bar_absinthe | 2005-11-08 00:52 | 酒うんちく
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グリューネ・フィー・アブサン(オーストリア・アブサン)
Grune Fee Absinth 50%
 ドイツの隣の国オーストリアのアブサン。色はメロンシロップのごとく緑。香りは余り強くないがわずかにシソ、ミント、チェリービーンズ。口に含むとアタックはマイルドでレモン、チェリー、シナモン、クローヴ、アメリカのお菓子のような人工的なフルーティー例えばドクターペッパーやチェリービーンズ。余韻は短いが苦みが舌に残る。加水すると少し濁る。
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by bar_absinthe | 2005-11-06 22:38 | アブサン