酔いどれマスターの裏ページ-酒と食のでろでろな日々-


by bar_absinthe

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2005アブサンレポート
 2005年は少しだけアブサンがメジャーになりました。その理由は全世界に流れたスイスでの3月1日のアブサン解禁。スイスではアブサンを一部で作っていましたが、一応法律では製造販売が禁止されていました。ネットショップや現地の酒屋に並んでいる銘柄もありましたが(笑)
これが法律で認められるようになり、報道されました。
 また、昔のペルノー社のアブサンを再現したボトル
 アブサン・エドワーやヴェルト・スイスというスイスタイプ(作っているのはフランス)がスポット輸入されますがかなり高額。去年と違うのはスポット品が多くなったこと。
そして待望のスイスアブサンが年末に輸入されたこと。
<奈落の底>でも、愛知県や他県の遠いところからアブサンを訪ねてくる方がいたり、
少しずつですがアブサンがメジャーになりました。

しかし、良いことばかりではなくアブサンは「飲むマリファナ」と信じ込んで本物は飛ぶものだと勘違いされる方が多く。アブサンの間違った印象が浸透してしまった悪い面もあります。現に、厚生労働省の自粛要請などで輸入が出来なかった銘柄があるなど、この悪いイメージが一因になったと思われます。
<奈落の底>にも「どのアブサンが飛べるのですか?」「飛べるアブサンは取り扱っていますか?」など勘違いされている方からのトンチンカンな質問が電話で多数かかってきたりしました。

 アブサンには麻薬や脱法ドラッグのような効果はありません。
アルコールを飲んでたばこや葉巻を吸うと気分が良くなり幸福なような
多量の糖分を摂取した時の満足感や微弱な恍惚感のような
風邪薬を飲んでヘロヘロまったりになるような
アロマテラピーでリラックスして幸せを感じるような
 そんな程度で健康や精神に異常な影響を与えるほどではありません。

もちろん飲み過ぎたら、アルコール中毒になります、
つまり、アブサンの影響というよりもアルコールの影響が大きいのです。

酒は、なぜ大人にしか法律で許されていないのでしょうか?
それは、アルコールが大脳へ影響を与え理性を鈍らせる働きがあり、酔っぱらっても他人に迷惑をかけない自制心は大人にしかないためです。
アブサンは通常の酒に比べてアルコール度が強く、ハーブ成分により酔いが進みます。
アブサンが紳士の酒と言われる、由来はここにあるのではないでしょうか?
大人の中でも紳士のように振る舞える者のみが楽しめる酒となったのでしょう。

2006年も良いアブサンライフを過ごせますように!
スペインアブサンが日本にやってきますように!!

それでは、良いお年を!!
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by bar_absinthe | 2005-12-31 06:06 | アブサン
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アブサン・キューブラ・平行品(スイス・アブサン)
Absinthe Kubler 53%
 今年最後の通常輸入品のアブサン。初のスイス産アブサン。
色は透明。香りはタイム、カモミール、クローヴ、コリアンダー。アニスの香りは少ない。
特にタイムのさわやかな葉っぱ系の香りとカモミールの青リンゴ様の香りが強い。アタックはやや強く苦みがハッキリとしている。余韻は短めでキレがよい。舌へのビリビリ感は弱く、ツジョンは10~15ppm近辺では?加水するとハッキリと白濁する。
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by bar_absinthe | 2005-12-31 05:53 | アブサン

怪奇現象?

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 2年ほど<奈落の底>にいると不思議な事もある。つい先日も、バックバーの酒が営業中、大きな音を立てて破裂した。棚の後ろに入っていたオールドパー12年。ビックリである。内部の圧力が上昇して割れたと仮定しても・・・・
フルボトルに近い状態だったが、店内の温度も25度以下・・・
棚の裏なので暖房の風が直接当たるわけでもなく、冷蔵庫等の熱源に近いわけでもない。
まさに怪奇現象!!
 グラスが突然不自然に割れたケースも!!右側がそのグラス。薄くリング状に丈夫のみ真っ直ぐと割れてしまった。
不可解である。
 オールドパー高いのに・・・しくしく
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by bar_absinthe | 2005-12-25 21:34 | ホラー
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トム・ムーア(バーボン・ウイスキー)
TOM MOORE 40%
 1879年にトム・ムーアが蒸留所を建て作り出したバーボン。1944年以降はバートン蒸留所の原酒を元に造られている。香りは、オレンジ、イチゴ等のひと味違うフルティー。(通常のフルーティーさはバナナやアンズなどが多い)飲むとアタックはマイルドでビターチョコ、キレがよい。余韻は余り感じられない。
 フルティーだが普通のフルティーなバーボンとひと味違う、柔らかく、とてもキレがよい一品。ストレートがおすすめ。
 動きが遅いバーボンのためか、劣化している率が高い。回転している店で購入や濁り具合などよく見てから買う必要がある。

1800円前後(回転の良いところで買ったので市場価格より高い)77点
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by bar_absinthe | 2005-12-22 21:06 | 酒うんちく
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ジャノー・ナポレオン-オールドボトル・アルマニャック・ブランデー-
Janneau Napoleon 40%
 アルマニャックブランデーの80年代と見られるオールドボトル。コンディションは最良!!
香りは、やや弱いが甘いプラム・干し柿・干しぶどう・キャラメルと複雑。口に含むとアタックは瓶熟もありものすごくマイルドでやさしく甘くキレがよい。余韻も長く、ミカン・シソ。
昔のブランデーらしく手で暖めた方が香りが立つ、瓶熟とコンディションの良さが奇跡的!!
美味い!飲めて幸せ!!

価格が不明のため点数算出不能

リナ嬢コメント:
 香りは洋梨・プラム。すごく柔らかいけどずっと余韻が続く。
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by bar_absinthe | 2005-12-21 03:23 | 酒うんちく
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ポルフィディオ・ラム・ディスティレーションストレングス 70%
Porfidio Distillation Strength Pure Cane Rum 70%
 ポルフィディオはメキシコ産ラムで世界的に最も贅沢な作りをしているラムです。サトウキビジュースでも1番絞り(エキストラ・バージン)しか使わないシルバーでさえ1本作るのにおよそ33kgのサトウキビを必要とする。この70%のバージョンは、通常品をもう一回蒸留することにより高アルコールに仕上げてあるので単純に考えても1本あたり60kgは使用されている贅沢の極み!!。通好みの一品!!気になる点はなぜ?140プルーフでなく151プルーフにしなかったのだろうか?謎である。
 香りはきな粉、黒糖、アルコールの強い香り、口に含むと強烈なアタックの後、香りと味が大爆発する!!強烈です。後味はキレが良く余韻も長くサトウキビ。
 目の覚める強烈な一杯!!初心者お断りの通好み、料亭の頑固親父!といった感じです。

9000円前後 84点 美味いが通好み!!

リナ嬢コメント:
 すごく変わった香り、ナッツ、モモ、イチジク、杏。さすがにアタックは強いが甘さも残っていて度数の高いラム(151等に比べると)にしては味がしっかりしている。
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by bar_absinthe | 2005-12-19 20:43 | 酒うんちく

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バンバンクール15年-ハイチ・アグリコール・ラム-
 ハイチ産のアグリコール・ラム(サトウキビジュース原料)、ラム好きのなかでトロワリヴェールと双璧をなす、美味いラム。最近ハイチの情勢が悪く入荷が不安定。さとうきびを12月から5月にかけて収穫後に発酵、蒸留。熟成は内側を焦がしたリムーザンのオーク樽で15年。
 香りは甘い樽香、洋梨、綿アメ。口に含むとアタックはやや強めで旨味がじわじわとやってくる。ほどよくゴム系のラムの香りが複雑。余韻は短めだが上質。美味い。

5000円近辺 83 点

リナ嬢コメント:
 カカオチョコレートの香り、いろいろな味が混ざっている感じ
 はするが最後は綺麗にまとまっている。


 
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by bar_absinthe | 2005-12-18 22:56 | 酒うんちく
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サマローリ・コールテン・ブレンデット40年 1965-2005(ブレンデット・スコッチ・ウイスキーウイスキー)
Samaroli COILLTEAN 1965 40y 45%

この絶妙なブレンドが産み出す味わいは、どんなシングルモルトもかなわないだろうと表に書かれた超長期熟成ブレンデットウイスキー。サマローリ社は有名なボトラーズだがブレンデットは非常に珍しい。しかも、このセリフ!!超絶です。
ちなみに40年物のウイスキーは希でブレンデットだと竹鶴35年 52500円
モルトでも30000円オーバー

価格もリーズナブル
さてどんな味なんでしょうか?

<奈落の底>ではテイスティングメンバー募集中
あと10名募集!!
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by bar_absinthe | 2005-12-15 04:28 | 酒うんちく

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フィリップ・ド・ブルゴーニュ・クレーム・ド・カシス(カシス・リキュール)(右側)
Philippe de Bourgogne Creme de Casis 20%

 先日、バーテンダー仲間でどんなカシスを使ってる?と言う話になりました。そこで人気なのがシャルル・ヴァノーとフィリップ・ド・ブルゴーニュの二つ。そこでどっちが美味い?という話になりフィリップの方がやや多かった。そこで、今回このカシスリキュールを入れてみました。
実際比べてみると、シャルル・ヴァノーの方が香りが豊かだがフリップの方は香りは弱い、味のの違いも16%と20%と違いはあるがフィリップの方が味が濃く濃厚。オレンジジュースに対する発色はどちらも良く、ルジェのような濁りと褐色になるようなことはない。
結論的には、香りのシャルル・ヴァノー、味のフィリップ・・・フィリップにしようかな?
カシス・リキュールは、日本名、黒スグリの実をベースにしたリキュールで酸味と甘みが絶妙。


代表的なカクテルはカシス・オレンジ、カシスソーダ等々

<奈落の底>で極甘ですがカシスをストレートで試してみるのはいかがでしょうか?

シャルル・ヴァノー・クレーム・ド・カシス(カシス・リキュール)(左側空瓶)
CHARLES VANOT Creme de Casis 16%
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by bar_absinthe | 2005-12-15 00:01 | 酒うんちく
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ヴァン・ウィー・ジン10年
Van Wees Gin 10y 42%
 以前の品は3年物でしたが手に入らなくなってしまったので、今回は10年物です。
オランダのジン。オランダ、アムステルダムで1782年創業で伝統を重んじてトコトン古い方法で作られたジン。
香りは、3年に比べるとパンの香りはやや弱く代わりに樽熟の香りが強い。余韻にジェニパーベリーの香がしてくる。
通常のドライジンとは全く違うタイプで、ジンの概念が変わる一杯。
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by bar_absinthe | 2005-12-11 23:46 | 酒うんちく