酔いどれマスターの裏ページ-酒と食のでろでろな日々-


by bar_absinthe

<   2007年 01月 ( 9 )   > この月の画像一覧

b0006520_21245850.jpg

<奈落の底>には、なにげにブレンデットがたくさんある。なぜって?私が好きなのでとっかえひっかえ色々な銘柄を入れるからです。今回は今で飲んだことがないブレンデットのカスク!
兄貴!!ブレンデットのカスクですよー、そりゃ試したくなるって!

フェイマスグラウス・カスクストレングス(ブレンデット・スコッチ・ウイスキー)
THE FAMOUS GROUSE CASK STRENGTH 59.8%
ブレンデット・ウイスキーのカスクストレングスは珍しい。最近出たものだろうか?

香りは、ナッツ、焼き栗、ソルトピーナッツ、わずかにシェリー。口に含むとブレンデットではあり得ない強烈なアタック、味のボディーはライトだが薄いわけではなくじわじわと美味さがやってくる。余韻はやや弱いが長く持つ。モルト好きにも納得の一品。タフな一杯なのでストレートかロックがおすすめ。

リナ嬢コメント:
 香りはピーティー、香ばしく、スイートポテト。口に含むとガツンとアタックが来るが甘みが強い。余韻は中くらいでアルコール度数の割には柔らか。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-31 21:25 | 酒うんちく
<奈落の底>のお客様の一人がアメリカン・レッドなるガロンサイズの荒いバーボンをもう一度飲んでみたいとのことで色々と怪しげな格安バーボンを見かけると買ってみるのだが・・・

b0006520_21371966.jpg

ケンタッキー・ゴールド(バーボン・ウイスキー)
Kentucky Gold 40%
 原酒はラベルデザインからヘブンヒル社が濃厚。ペットボトルのガロンサイズバーボン。
香りは、ハチミツ、レモン、イチジク。華やかな香りでとても格安とは思えない。口に含むと綿あめのような甘さでボディーはやや軽い。余韻はかなり弱く、がぶ飲みバーボン。

リナ嬢コメント:
 香りは鼻につく強いアルコール臭、青リンゴ、口に含むとすごく軽くてやわらかい。すっと消えていく。甘みが強い。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-30 21:37 | 酒うんちく
<奈落の底>のマティーニの一つにボンベイサファイアをベースにオレンジの香りを主体とした逢魔ヶ刻風がある。そいつに合わせるベルモットとして買ってみたが、余りにも甘すぎてイメージとは全く違ったスイートマティーニになってしまう。それはそれで美味しいのだが・・・


b0006520_2563311.jpg

トソ・オレンジ・ベルモット(ベルモット)
TOSO L'ORANGE VERMOUTH 15%
 イタリア産のオレンジ風味のベルモット。
香りはマスクメロン、オレンジ、バニラ。口に含むとかなり甘くドライフルーツがたっぷり乗ったタルトのよう。舌に甘さが残るが苦みは少ない。

リナ嬢コメント:
 オレンジの皮の部分の香り、コアントロー。口に含むと苦み甘み色々混ざっており複雑。甘みが強く、最後に苦みが残る。ストレートでも美味しい。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-30 02:57 | 酒うんちく
 お客様でニッカ余市蒸留所に行く方がいたので蒸留所限定品のお使いを頼んでしまった。
b0006520_2318849.jpg

余市12年シングルカスク・ピティー&ソルティー(ジャパニーズ・シングル・モルト・ウイスキー)
Yoichi12y SINGLE CASK Peaty&Salty No.254828 54%
 余市蒸留所限定品で名前の通り、ピィーティーでソルティーな原酒タイプ。国産のシングルモルトは現在世界有数のレベルになったが、ただし、値段がつらい。日本で造る際の莫大な費用や人件費の為だと思うが、このボトルも12年物500mlで7000円。熟成年数で考えるとちょいとつらいが、味わいは十分釣り合う。
 香りは、レモン、煙草、アールグレイ、複雑で華やか。口に含むとやや強いアタック、すぐにピートの香ばしさが広がり舌の上で暴れるくらい。次第に落ち着き舌へ長く残る。余韻もほどよく潮っぽさとスモーキーさが長く強く続く。複雑でかなり美味い。
 12年物としては驚異的な複雑さと余韻の長さでかなり美味いモルト。蒸留所限定品なので余市に行った際には即ゲットアイテム。

リナ嬢コメント:
 樽の香ばしさ、潮っぽさ。アルコールの刺激が少なくやわらかい香り。最初はスモーク、煙っぽい口当たり次に甘み、余韻は長く続く。ピートが強い。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-28 23:28 | 酒うんちく
b0006520_19575810.jpg

ロタン・シャンベリー・ベルモット・ルージュ
VERMOUTH ROUTIN CHAMBERY ROUGE 18%
 シャンベリーベルモットとはフランス・アルプスのサヴォア地方シャンベリーで生産されるベルモットでシャンベリー近郊の原料を使いシャンベリーで造られるベルモット。
使われる原料のハーブとスパイスの種類が通常のベルモットより多いのが特徴らしい。このロタンには35種類ほど使用されている。
シャンベリーベルモットは日本には他にドラン社のものが輸入されている。
 香りはクローヴ・干しぶどう・オレンジピール・シナモン。口に含むとよりシナモン・クローヴとスパイス系の香りを強く感じ、余韻の苦みもしっかりしている。
リナ嬢コメント:
 こってりした甘み、しっかりとしたアルコール分もある。
参照:輸入元ロタンパンフより
b0006520_1958478.jpg

奈落の底のベルモット達。
 うーんそろえすぎ?
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-26 20:14 | 酒うんちく
b0006520_20525127.jpg

アイル・オブ・ジュラ1989 16年 コールテン・サマローリ(シングルモルト)
Isle of Jura 1989 16y Coiltean SAMAROLI 45%
 アイラ隣の島ジュラ島のアイル・オブ・ジュラ蒸留所で造られた原酒をサマローリ社が購入し熟成させたボトラーズもの。コールテンは同社のシリーズ名。Cask No1109 Bottle No341
ジュラはヴァイキングの言葉で鹿の島を意味。オフィシャルの10年と14年ジュラはややライトで柔らかいモルトだが、このサマローリのはほどよくピートが効き、アイラ系の味わい。
 香りはアーモンドチョコレート、エスプレッソ、カカオ、かなり複雑で口に含むとアタックはマイルド。深炒りコーヒーやチョコレート。スモーキーでほどよくピーティー、味のボディーやや重いがドライ。
余韻は長く長く最初から最後まで同系の香りが続く。
 ややピーティーなジュラでコーヒーやチョコレートの香りが強くかなり美味い当たりボトル。
リナ嬢コメント:
 ミルクチョコレート、潮っぽさ、青リンゴ。軽くアタックがあり、その後すぐに柔らかく変わる。甘みがあり優しい味わいで、ピートも軽い。余韻は静かに消えていく。

 
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-19 20:54 | 酒うんちく

b0006520_4582134.jpg
ベリーオールドセントニック・サマーライ(ライ・ウイスキー)
Very Old St.Nick Summer Rye 43%
 ウインターライと対をなす品。うんちくはウインター参照。
香りは、リンゴ、アンズ、オレンジ、正露丸、たき火、ほうじ茶とかなり複雑。口に含むとアタックはマイルドでのど越しも柔らかく味のボディーも中くらい。余韻はナッツや木材、焦げた樽。ウインターとの違いは最初の上立ちが華やかで、ややライトで飲みやすく、うまさを初めに持ってきている印象。

リナ嬢コメント:
 主張する香りはなくツーンとしない優しい香り。口当たりも余韻もマイルドで落ち着いている。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-16 04:58 | 酒うんちく
b0006520_3114244.jpg

ベリーオールドセントニック ウインターライ(アメリカン・ライ・ウイスキー)
Very Old St.Nick Winter Rye 50.5%
 通称セントニックじーさんの冬ライ麦バージョン。うんちくは、セントニック15年参照。
香りはナッツ、カスタード、レンゲ、バナナと複雑。口に含むとやや強いアルコールのアタックとパワフルな味のボディー。余韻はかなり長く複雑でオレンジや枯れ草の香りが長く続く。
 最も重い味わいのライウイスキー。ボディーが重いバーボンが好きな方は是非お試しを!

リナ嬢コメント:
 香りはナッツ、リンゴ、こうばしい。口に含むと柑橘系ですっきりしているがアタックもしっかりしている。ガツンと来る。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-12 03:16 | 酒うんちく

b0006520_3174296.jpg
ラガヴァーリン16年(アイラ・シングル・モルト・ウイスキー)
LAGAVULIN 16y 40%
今年最初はスタンダードな品から、<奈落の底>にはちょいと前まで90年代ボトリングのラガヴァーリンが残っていたが最後と一杯が出てしまい最新ボトルと入れ替わった。
 アイラモルトの中でも特にクセが強く、強烈なピートとスモーキーな香りは飲む人間を選ぶ酒といえそう。
 数年前に急激な在庫不足が起こり、価格が高騰、現在はだいぶん落ち着いた。オフィシャル系のボトルでの最も評価が高い一品の一つ。
在庫不足の原因は、16年以上の原酒が不足したためで、特に70年代のウイスキー不況の頃の原酒が足りなくなったらしい。
 香りはナッツ、昆布、干し草、たき火。口に含むと軽くビリビリするほど強いアタック、スモーキーさとヨウドチンキの様な強いピート臭が爆発する。チョコレート、スモーク、バニラと複雑。余韻は長くスモキーでピティー。
初めて飲む人は良きも悪きも一生の思い出に残ること間違いなし、強烈なインパクトを持つ一杯。
これを美味いと思えばアイラモルトファンへ一直線だが、好まなければスコッチ自体が嫌いになってしまうかもしれない。
ウイスキーが好きなんだよーと言う初心者にベテランが意地悪く出す一杯でもある。

リナ嬢コメント:
 いぶした香り、海藻、アタックが強いが一瞬だけでその後は柔らかい。余韻も柔らい。

備考:90年代と比べると?
 まずは熟成感がちょいと軽くなってしまったこと、奥行きがかけてしまったように思うが、根本的な味は変わらずひとまず安心。
リナ嬢にも飲み比べてコメントをしてもらったがアタックが多少古い方が強く感じる程度。ということで大きく変わらないとの結論は一致した。
[PR]
by bar_absinthe | 2007-01-10 21:52 | 酒うんちく